叶えたい夢がある
 

起業・経営入門講座を各地で開催していると、生徒さんの半分は『運営・経営面を見直したい』というお話と残りの半分は『いつか、きっと、何か始めたい。』『叶えたい夢がある』というお話です。

若いころの私には、それこそ『夢』がありました。紙に書いては夢見て、思い描いてはまた夢見て。漠然と、社会経験を十分積んだら、お金が貯まったら、結婚したら、子どもが大きくなったら、そんな条件を満たしたときに『いつか起業できるだろう』と思っていました。

はい、当時の私は色々と突っ込みどころは盛りだくさんな女です(笑)

そもそもそんなに夢見て止まないということは、現状に満足していないということ。当時の仕事も好きな仕事だと思っていたけれど、全然満足していなかったです。業務以外の所での不満足が募りに募り、ある時私は心身共に限界がきて1週間仕事を休み寝込みました。

もう、こんな人生は終わりにしよう!!なにか変えなきゃいけない!変わらないと!!

環境を変えたら人生何か変わるはず?!
 
ヨロヨロの身体を引きずってマスク姿でとにかく起き上がり、向かった先はハローワークでした。

ここでもまだ、当時の私は『転職して働く環境を変えたら人生何か変わる』と思っていました。お休みをいただいたのは1週間。あと3日で休みが終わる。とにかく残りの休みを履歴書を送りまくることや、面接の電話をかけまくることに費やしました。

休みあけて勤務に戻っても、休日には面接へ向かいました。しかし、どこの会社も一歩入るとなんだか私の気持ちが落ち着かないのを感じていました。自分じゃないみたいな人格で、みんなどこかよそよそしく振舞っています。

『結局辞めても、またこんなところで働くと想像するとうんざりする。』

働きたいのに、仕事したいのに、私が安心する場所はどこにもないんじゃないかとお先真っ暗で落ち込みました。

そんな時に、ある人の鶴の一声で私はついに覚悟を決めたのでした。

私に起こった思考パターンの変化
 

 「自分で起業してみたらどう?」

びっくりしました。いやいや、私にできるわけない!いつかしたいとはおもうけど、今は無理!まだ若いし、経験もないし、貯金もないし!!

この「ないない尽くし」が私が始めない言い訳でした。

しかしこの一言を言われたとき直感的に運命の分かれ道かもしれない!と感じて、気がついたら「うん、やる」と言っていました。

ここで私に起こったのは【〇〇だから出来ない、やれない】という思考から【どうやったら出来るかな】に変えていくことです。この時、未来に対する不安が一気に好奇心へと変わりました。ここから起業してスタートするのは非常に簡単なことでした。

しかし、本当に大変なのはここからなのです。

 

自分の情熱に気が付くこと

 しゃぁー!やってやるー!

やる気満々でスタートした私の事業は、こども英語教室でした。生徒はたった一人から始めました。私の場合は、開業といっても何も立派なことや華々しいことでは無かったです。

む・し・ろ

スタートして2か月後には『雇われた方が100倍楽やったわ』なんておもってしまうほど!すべて一人でやらなくてはいけない。売り上げが立たないのも自分の行動の結果。だれか本気で相談できる人もいない。相談してもみんな責任がないから簡単にアドバイスはくれるけれどそれをされるたびにまた寂しく苦しい。思ってたのとなんか違う~~~~!!!

しかし始めてしまったものは引き返せない!!!

生徒が増えたら、売り上げがもっとあったらこの不満足は全て解消されるんだ。だから運営を軌道に乗せたらいいんだ。そうやってしばらくは新規でお客様を獲得することしか頭になかったと思います。

そこから2年、生徒も少しづつ増えてきたころです。運営がマシになってきたからといって、私の不満足は解消されなかったのです。そこで私は次なるステップへと進むことになります。それは、これまで「やること」にばかり向けていたい意識を「私はなぜ、これをするのか?」へ向けて自分へ問いかけていくことでした。

講座をしているとほぼ100%近くの方が「何をするか」の話をします。

あなたの心はなんて叫んでいますか?ただぼんやりとかもしれないけれど、何かしようと頭をかすめたとき、そこにはなぜそんなことを思ったのか”あなたの気持ち”があります。まずはその気持ち、情熱の源に気が付いてみよう。